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TACHIBANA  TOMOMI

Maunalani認定エグゼクティブインストラクター

(Maunalani Soapmaiking studio)


no na kau a kau   ~ いまも、これからも、永遠に

神戸市の西の端、山の麓の町で生まれました。神戸とは名ばかりの田園が広がる何もない田舎でしたが、曾祖母や祖父母も一緒に暮らす10人の大家族のにぎやかさの中で育ちました。

せっけんを手作りするということ、そもそものきっかけは「おじいちゃんのためのリハビリ作業」でした。農作業が出来なくなり、日に日に身体が不自由になっていく祖父のリハビリになればいいな、と思ったことからはじめたのでした。

「せっけんをつくること」がとても珍しいことだから、という理由で地元のカルチャースクールからお声がけいただき、2003年から手作りせっけん教室を開講してきました。まったく予期せぬ講師業に戸惑いながらも振り返ってみると10年余りの年月が経っていました。この頃の私は独身で自分の好きなように自由に生活することが可能でした。教室の皆さんとお話をするなかで、女性の暮らしは仕事、子育て、介護等なかなか自由が効かないものなんだ、と知るようになりました。そして次第にもう少し皆さんの暮らしに寄り添えるような教室が開けたらいいな、と考えるようになりました。そして長きに渡りお世話になったカルチャー教室を去る決心をし、2015年にアトリエ春茗茗を神戸市内に開室しました。このころに東京都品川区のMaunalaniの三嶋先生と出逢います。先生のもとで手作りせっけんの魅力を再認識するとともに、いまも学びとあゆみを続けています。

 

 

「春茗茗(はなな)」のマークは

豊かな恵みを享受してくれる「自然」と

わたしたち「人」が織り成すことで生まれる

 ”一枚の布” のイメージ

 

 

 

皆さんと一緒に楽しみながら、様々な色合いや風合いが織り込まれ、ゆっくりと、たふたふと、しなやかに。

この楽しいせっけんつくりが大きく大きく広がってゆきますように・・・

 

no na kau a kau

 

どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

 

平成27年(2015年) 立夏

橘智美

 

 

ー追記ー

2019年の春、Maunalaniのエグゼクティブインストラクターとなりました。御代替わりのこの時に新しくはじめられることにしあわせを感じます。よりよい環境つくり、よりよい素材の追及に邁進してまいります。